更新日: 2023年12月4日
令和6年度から司法書士試験の記述式の点数配分が変更されます
2023/12/04 重要な発表が法務省からなされました。
2002(平成14)年の簡易裁判所における訴訟代理等を行う業務が付与された際に、憲法が試験科目として追加された以降の大きな変更です。
【重要】司法書士試験筆記試験記述式問題の配点の変更について(令和5年12月4日)
法務省HPにて、下記のような発表がありました。
令和6年度以降に実施する司法書士試験筆記試験午後の部の記述式問題の配点を以下のとおり変更するので、あらかじめお知らせします。
なお、午後の部の試験時間(3時間)には変更はありません。
【変更内容】
「2問で70点満点」から「2問で140点満点」に変更します。
変更の影響
司法書士試験講師の松本講師は以下のように述べています。
【変更前】 択一210点(75%) 記述70点(25%) 合計280点
↓
【変更後】 択一210点(60%) 記述140点(40%)
合計350点 記述の配点が「25%→40%」に上がります。
「択一だけで逃げ切る」というのは、厳しくなると思われます。
また、きめ細かな配点が予想されます。
今まで0.5点の失点だったものが、今後は1点か0.5点というようにダメージがでかくなる場合もあれば軽くなる場合も出てきそうです。